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株主・投資家の皆様へ






株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。
当期における国内ゴルフ市場は、各クラブメーカーの需要に見合った生産の継続により小売市場における余剰在庫が減少し、新製品を中心としたゴルフクラブなどの販売は堅調に推移しました。こうした中、当社は試打会を強化するなど、2019年モデル「VR」シリーズをはじめとする自社ブランドシャフト「TOUR AD」の販売拡大に注力してまいりました。海外市場ではPGAツアーのプロ使用率をさらに高める営業活動を展開しました。
これらの結果、2019年2月期における業績は、売上高が2,965百万円(対前期比1.5%増)、経常利益が376百万円(同5.9%減)となりました。OEMシャフトの受注が通期で好調に推移したものの、自社ブランドのカスタムシャフトのオーダーが伸び悩んだことにより、減益となりました。



2019年モデルの「VR」シリーズをはじめ、自社ブランドの「TOUR AD」及び「秩父」の販売拡大に努めました。その一つが試打会の強化で、全国各地で毎週試打会を開催しました。さらに、全国展開している量販店各社に試打セットを貸し出し、量販店スタッフによる試打会を実施していただいています。お客様からも好評であるフルセットの試打ができる機会を今後も増やしていきたいと考えています。新たな取り組みとしては、外車ディーラーとコラボレーションし、認知度向上に努めました。都内のディーラーから秩父まで新車を試乗し、当社のシャフトをテストセンターで試打をしていただくというものです。自社ブランドの販売拡大に試打は欠かせないと考えておりますので、今後も試打の機会を増やす活動を地道に続けてまいります。
軽量プレミアムシャフトの「秩父」につきましては、ユーティリティとアイアンが加わり、フルラインアップとなりました。シニアやレディースに向けた販売拡大に、さらに努めていきます。また、「TOUR AD」「秩父」に続く新たな自社ブランドの開発に取り組んでいることもご報告させていただきます。



アメリカ市場ではPGAツアーのトッププレーヤーが「IZ」シリーズを使用したことが影響し、売上が好調に推移しました。日本同様にアメリカの方々もプロが使用するアイテムに興味を持っていますので、今後もプロ使用率の向上に努めてまいります。
アジア市場につきましては、東南アジアの伸びが足踏み状態ではあるものの韓国市場が伸びており、アジア市場全体は堅調に推移しておりますので、引き続き販売拡大に注力してまいります。



当社はゴルフシャフトの製造で培ってきた積層技術を活かし、炭素繊維の複合材料であるCFRP(カーボンコンポジット)を設計・生産する高度な技術とノウハウを蓄積してまいりました。現在、さまざまな異業種企業とタイアップしてCFRPを用いたパーツや製品を開発・供給しています。
2月に開催された機械要素技術展には試作品として小型オートバイの構造要素を題材としたCFRP部品を展示し、共同研究などの相談を数多くいただきました。CFRPの新製品としては、「カーリングブラシ用ハンドル」と陸上競技の「やり」(共同開発品)がこの春から販売されています。
当社はこのCFRPを用いたパーツや製品を開発・供給する産業事業をグラファイトデザインにおけるもう一つの事業の柱にするべく、幅広い業種の企業と連携してCFRPの可能性を追求しています。






主力事業であるゴルフシャフト事業におきましては、国内外で行っている施策をさらに強化してカスタムシャフトを上積みしてまいります。プロ使用率では、米国トッププロへのアプローチと男子プロの高い使用率の維持に引き続き努めていくとともに、女子プロの使用率向上にも注力してまいります。
  コンポジット事業におきましては、事業を進める速度を加速させ、CFRPにおける将来のリーディングカンパニーを目指して、研究開発と製品化に取り組んでまいります。
今後は"カーボンをベースにしたもの創り"を掲げ、ゴルフシャフト事業をさらに強化しながら、さまざまなCFRP製品を世の中に送り出してまいります。
株主の皆様におかれましては、なにとぞこれまでと変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 山田 拓郎


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